番外編 元・宮崎椅子製作所スタッフだったライターが語る『宮崎椅子』の魅力

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    宮崎椅子製作所の魅力
    ■宮崎椅子製作所社長が語る 丸徳家具との思い出エピソード

    宮崎椅子製作所と丸徳家具が取引を始めて十数年。
    宮崎椅子製作所社長が、丸徳家具との思い出深いエピソードを語ってくれました。
    「それは丸徳家具さんが創業140周年を記念するイベントにて、現店主のお母さまが語ってくれた話なんです」と、宮崎社長。
    お母さまが『宮崎椅子と出会う前の丸徳家具は社員も多くいて、昔ながらの商品、つまり婚礼セットが売れていたころの商品をそのまま扱っており、番頭さんが商品を仕入れるという昔ながらの家具屋だったんです』と、過去の丸徳家具さんのお話をしてくださいました。別の会社に勤めていたんだけれども、父親が亡くなったことからお店を継ぐことになった現店主である息子さんは、2004年のIFFTの展示会で宮崎椅子製作所のオリジナルチェアと出会ったときに、会場から『店でやってみたいもの(椅子)を見つけたんだけど、いい?』とお母さまに電話をかけてきたそうです。『息子たちの代に、息子たちがやりたいことを見つけてくれた瞬間だった』と感慨深そうに私に語ってくださったことが強く印象に残っています。
    今でも、展示会のときは丸2日かけてじっくりと会場を回られ、佐藤さんは必ず、我々のところにも2日連続で立ち寄ってくださいますが、売れ筋を追い求めるのではなく、本当に良いものを選りすぐる、つまり、ご自身の審美眼をもって慎重に商品を吟味されるスタンスをお持ちだからこそ、じっくり時間をかけていらっしゃるのだと思いますね。これからも、そんな丸徳家具さんのお眼鏡にかなって、お客様のために選んでいただける商品づくりに邁進しなければならないな、と感じています」
    今回、改めてこのエピソードを聞くことで、十数年前の展示会での出会いが、
    丸徳家具にとっても、宮崎椅子製作所にとっても、運命的な出会いだったのだなと、ひしひしと感じました。


     ■丸徳家具 店主より
    宮崎椅子さんの椅子を初めて見たのは、徳島県の宮崎椅子さんの工場でした。何の面識もないままにアポを取り、工場を訪問した時に対応して頂いた宮崎社長が、工場の中からごそごそと2脚の椅子のフレームを引っ張り出してきました。座面の付いていないフレームに、近くにあった座面くらいの大きさの板をポンと乗せ「これが新作の椅子です」と見せていただきました。その2脚の椅子はどちらも私がこれまで見てきたどの椅子よりも繊細で、きれいなデザインに衝撃を受けました。話を聞けば、宮崎椅子さんの商品の取扱店は、まだ九州には無いとのことで「なんで こんなに良い椅子を作る宮崎椅子さんを、どこも取り扱っていないんだろう」と不思議に思ったことを今でも覚えています。その2ヶ月後の展示会で綺麗に完成した2脚の新作と共に他の椅子も見せていただき、正式に取り扱いが始まりました。後でわかったことですが、工場で見た2脚が宮崎椅子さんのヒット作と呼べる最初の椅子だったようです。それをきっかけにその椅子以降は、毎年グッドデザイン賞を受賞するヒット作が続くと共に、宮崎椅子さんのメーカーとしての人気も上がり続けています。あの宮崎椅子さんで受けた衝撃によって丸徳家具の舵を大きく取り、椅子専門店となることを決意したことを昨日のように思い出します。
    最後に、工場で最初に見た椅子は一般発表前のkukuチェアとpepeチェアでしたが、デザイナーさん曰く、一般発表前のデザインは、関係者以外に見せてはダメなのに、「社長 見せちゃったの〜」(笑)って、数年後の笑い話でした。


    ■ライタープロフィール
    板東 悠希 (Yuuki Bando)
    ライターさん
    徳島生まれの徳島育ち。阿波(徳島)弁と英語の“なんちゃって”バイリンガルで、イタリア語を独学で勉強中。
    徳島のタウン情報誌での編集経験や、東京のインディペンデント系映画配給会社での勤務ののち、
    宮崎椅子製作所にて海外取引先や海外デザイナーとの“言葉と心の橋渡し”を担当。
    ミラノ・サローネ期間に5年前から毎年出展しているフォーリ・サローネでの個展や、
    ベルギーでの展示会にも参加した。
    愛車はアイボリー×オレンジのイカしたバイク=トライアンフのボンネビルT100(865cc)。
    1回結願した四国遍路には、現在2歳の娘と一緒に、また2度、3度と行くつもり。
    現在はフリーランスとなり、海外と個人や企業を結ぶ英語サポートビジネスのほか、
    ライターとして各地を駆け回る。
    翻訳・通訳だけでなく、webの英語化や、輸出入業務の代行や書類作成といった
    お手伝いはもちろん、英語に限らず、多言語翻訳の窓口をするほか、コピーライティングや
    各種制作物にも幅広く対応できる、自称『グローバルなんでも屋』。


    ※記事内容や画像等すべて転載転用禁止いたします。


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